DIYにおすすめな素材はカルクム|メリットとデメリットとは?
椅子やテーブル、ベッド等どんな素材を利用して作ったらいいか迷っているならカルクムという素材がおすすめです。
紙を原材料に開発された新しいDIY素材です。
メリットとデメリットからカラクムがなぜ人気なのか徹底分析していきたいと思います。
メリット1:加工がしやすい
机や椅子などを作る時にDIY初心者の方に重要視してほしいのが加工のしやすさです。
ついついホームセンターの木材を買ってきてDIYをはじめてしまうと思いますが、思ったように切れなかったり、素材が割れやすかったり、そもそもどんな種類の木材を選んだらいいかなど意外と難しいものです。
カルクムは2×4サイズ(約38mm×約89mm)の紙でできたペーパーチューブ素材で、切断や穴あけなどがしやすい設計となっています。
ビス止めや色を塗ることももちろんできるので、机や棚、椅子などの製作におすすめです。
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メリット2:強度が強い
DIY素材に求めるものは強度です。作った椅子に座ったらすぐに壊れたり、ベッドが歪んだりと柔らかい木材を選んでしまうと悲惨なことになりかねません。
カルクムは驚異的な最大荷重が試験結果で公表されています。
■ 曲げ試験で87kg
■ 圧縮試験で684kg
■ 製品圧縮試験で1064kg
製品圧縮試験とは小さな踏み台をカルクムで製作して、その製品に上部から圧力を掛けた試験になっています。(公式サイト)
小さな踏み台が1トン以上の荷重に耐えるって凄くないですか!?
2×4サイズの素材としては十分な強度をもっています。
棚や椅子だけではなく、強度を必要とするテーブルやベッドなど、家庭でも職場でも使える色々なものに向いている素材なんです。
メリット3:素材が軽い
カルクムの重さは、長さ2.5mの素材で約2.2kgです。
一般的な2×4の木材と比べるとなんと約25%~44%程度も軽量なんです。
ちなみによくDIYで利用される素材としてSPF材がありますが、2×4で約2.9kgです。
ホワイトウッドでは、2×4で約3.9kgとカルクムがいかに軽いかがわかります。
素材が軽いと大きなものを製作する時に違いが顕著にでます。
加工している最中に向きを変える際や、完成後の運搬時などDIYは基本一人ですることが多いと思いますので、素材が軽量のほうが断然DIYしやすいということになります。
メリット4:2×4材のDIYパーツが使用できる
カルクムのサイズは2×4サイズといって木材での規格2×4サイズと合わせたサイズになっています。
2×4サイズにはDIYで使える金具や金物が様々な種類でていて、椅子やテーブルなどが簡単に作ることができます。アングルやシェルフリンクス、ソーホースブラケット、シェルフサポート、ゴムキャップ、棚受金具など2×4の木材で使えるものはこのカルクムでも利用できますのでより簡単に棚や椅子、テーブルやベッドなどを製作することが可能です。
デメリット:屋外での使用には向いていない
カルクムは紙が原材料なので屋外など水や湿気にさらされる環境に置いておくと強度や耐久性が落ちてしまいます。
木材の場合は屋外用の塗料を塗ることで使用することができますが、カルクムの用途としては屋内で利用するテーブルや椅子、棚、ベッドなど家具を作る際の素材として選定するほうがいいです。
木材を使う場合でも同じですが、火気にも弱いので火が近い環境では使用しないほうがよさそうです。
まとめ
DIYにおすすめな素材”カルクム”をご紹介しました。
特徴をまとめると、
1)加工がしやすい
2)耐荷重が強い
3)素材自体が軽い
4)2×4材用のDIYパーツが使える
5)湿気が苦手なので屋外での使用は不向き
となっています。
これからはじめてDIYするぞ!という方はぜひ一度カルクムという素材をチェックしてみて下さい。いちおしの新しい素材です。